「アトリエ　きらり」は私たちのものではなく　地域の方たちのもの。

「アトリエ　きらり」は　地域の方との共同のもの。

昨年、空きスペースがもったいないね。という雑談のなかから始まった「アトリエ　きらり」。集まってみよう！からやってみよう！になり、今にいたる。

子育て中のママの負担は大きい。家の中での子どもとの生活は孤独を感じているのではないだろうか。子どもが小さければ小さいほど、「なんで」「どうして」と心の叫びとなりいらだちを子どもへと向けていく。そんな日々の中で少し違う時間を過ごす。

非日常　日常の時間から離れ、子どもと違う時間を過ごすことで心にちょっと余裕ができたら子どもとの関わりが違ってくるのではないか？　子どもと一緒に作業をして出来た作品を持って帰る。作品を囲んで話をする。心をかよわせるきっかけになってほしい。

齢を重ねてきた人生の先輩もまた、非日常の時間を過ごすなかで楽しいと思える時間と楽しい場所となってほしい。

「隣は何をしているのか？」「最近　見かけないけど？」また齢を重ねた方との交流の中で、子育ての悩みや経験豊富な方々との交流をとうして目に見えない何かが得られればと思い願う。

子どもの中に、地域の中に視点を向けてアンテナを立てて今、何が必要で何を求めているのか。　必ず見えてくる。

●第1回「ブリザードフラワーアレンジメント講座」（2月7日）について

今年2月まだまだ寒い日東部事業本部に20名の方たちが集まり、「お雛様」をテーマに講師の1級フラワー装飾技能士の田中さとみさんを迎えて行いました。

初めての講座に集まるのかと心配していましたが大人や子ども楽しそうにアレンジを作っていました。

「玄関がさみしいから置こうかしら」「お雛様がなかったから部屋がにぎやかになる」などの話が聞けました。

自分たちで作ったものを持ち帰り楽しんでくれたら、親子で話をしながら楽しんでくれたらと願いながら私たちもその時間を過ごしました。

●第2回「紙ひもかご作り講座」（5月29日）について

5月29日(日)に東京東部事業本部にて紙ひもかご作りを行いました。「あとりえ　紙とPin」の唐沢美紀さんを講師に招き。未就学児から高齢者の方11名が参加しました。

始めは四苦八苦して先生に教えられながら作っていましたが、徐々に慣れてきて子ども達も夢中になるほど紙ひもを編み、約2時間集中して素晴らしい作品が出来ました。

その後は完成したかごにおやつを入れて、透明のラッピング袋に入れて満足して帰られました。アンケートでも「次回もやりたい！！」という声が上がっていたので、今後も足立区の学童を使って、アトリエきらりの活動がより広げていきたいと思っております。

ハートアイランド新田学童クラブ　山下