1月17日（日）あぐり♡ワーカーズの干し芋見学ツアーが昨年に続いて行われました。今回は農作業をお休みして、干し芋農家の見学から干し芋専門店大丸屋、那珂湊おさかな市場、めんたいパークをまわる盛りだくさんのツアー。子どもから高齢者まで32名が参加しました。

干し芋農家のこだわりと、消費者側にもよいものを買うことや農家が自然を相手にしていることへの理解が必要だということを知ることができ、有意義でした。

また、今回のツアーが大きな一歩となったのは、ワーカーズコープのあぐり～んＴＯＫＹＯで廃食油を回収し精製したバイオディーゼル燃料（ＢＤＦ）を100％ツアーバスの燃料としたことです。エコツーリズム・ネットワーク「リボーン」さんにご協力いただき、小田通商さんにバスを出していただきました。リボーンの壱岐社長も参加し、天ぷらバスの説明やエコツーリズムの映像を流してくれています。バスはなんと小田通商の小田社長自らが運転。参加者の安心にもつながりました。

天ぷら油（ＢＤＦ）のにおいをかぐ。うーーんいい匂い？！

ＢＤＦを初めて知ったという参加者も多く、排気ガスから天ぷらを揚げた時のようなにおいがすることで、天ぷら油から燃料ができていることを実感。自分たちで集めた廃食油でバスが走るという循環型のツアーに大きな関心を示していました。

今後はツアーの際に、廃食油の回収を合わせて行うことや、回収拠点を地域に拡げていく取組みと結んでいきたいと思います。